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まぶたが
ピクピクするのはなぜ?

大阪市鶴見区、イオンモール鶴見緑地3階のあしば眼科では、まぶたの痙攣(けいれん)症状についての診断・治療に対応しています。「まぶたがピクピク動く」「目の奥がなんだか不快」などの症状を経験されたことはありませんか?これは一時的な疲れによる軽度の症状から、注意が必要な神経系の疾患まで、さまざまな原因が考えられます。
眼瞼ミオキミアとは
まぶたの筋肉(眼輪筋)が不随意に痙攣してピクピク動く状態を「眼瞼ミオキミア」と呼びます。この症状は多くの場合、一時的なもので以下のような要因で発症します。
主な要因
- 睡眠不足
- 精神的・肉体的ストレス
- 長時間のPC・スマホ使用
通常は片側のまぶたに起こり、数分〜数時間で自然に治まることが多く、休息や睡眠を取ることで改善します。
眼瞼痙攣とは
まばたきやまぶたの開閉が自分の意思でコントロールできなくなる状態で、「眼瞼けいれん」と呼ばれます。
眼瞼けいれんの症状
- 目を開けるのがつらい
- まぶしい、目が乾く
- リズミカルにまばたきができない
上記の症状が出現し、中高年の女性に多いのが特徴です。脳の神経回路に関係する中枢神経の異常が原因とされており、ドライアイやうつ病と間違えられることもあります。
まぶたの痙攣に
関係するその他の病気
片側顔面痙攣
片側のまぶたに始まり、頬や口角まで顔半分の筋肉が痙攣します。顔面神経が血管や腫瘍に圧迫されることで生じ、MRIによる精査が必要なケースもあります。
チック
小児期によく見られる、無意識にまばたきや顔の一部が動く症状。10歳以降は手足に広がることもあります。意思で一時的に止められるのが特徴です。
鑑別が必要な状態
まぶたのピクピク=すべて眼瞼ミオキミアとは限りません。
目が開けづらい
眼瞼けいれんの可能性があります。
表情の左右差や顔全体の痙攣
片側顔面けいれんの可能性があります。
点眼で改善しない「ドライアイ症状」
眼瞼痙攣のケースも考えられます。
Point適切な診断を受けることで、誤った治療を防ぐことができます。
治療について
眼瞼ミオキミアは基本的に治療を必要としない良性の症状ですが、症状が長引く場合や眼瞼けいれんが疑われる場合には下記のような治療が行われます。
ボツリヌス毒素(ボトックス)注射
眼輪筋の過度な収縮を抑えるために、目の周囲に少量注射する治療法です。3〜4ヶ月に一度の注射が必要ですが、多くの症例で効果が期待できます。
薬の中止・見直し
抗うつ薬・抗精神病薬・抗不安薬などが原因で眼瞼けいれんを起こしている場合は、薬の減量や中止が症状改善につながることもあります。
原因疾患の治療
パーキンソン病・脳梗塞などに関連する場合は、原因となる病気の治療が必要です。
まぶたの痙攣が気になる方はご相談ください

「まぶたのピクピクが続く」「目が開けにくい」「ドライアイ治療が効かない」などの症状に悩んでいませんか?
大阪市鶴見区、イオンモール鶴見緑地3階のあしば眼科では、眼瞼ミオキミアや眼瞼けいれんなど、まぶたの運動異常に対する診療と治療を提供しています。気になる症状がある方は、お早めにご相談ください。