近視・遠視・乱視（屈折異常）

近視・遠視・乱視
(屈折異常)について

大阪市 鶴見区、イオンモール鶴見緑地3階のあしば眼科では、 近視・遠視・乱視といった「屈折異常」に対する適切な検査とアドバイスを行っています。これらの視力障害は、現代では子どもから大人まで幅広い世代に見られるもので、放置すると日常生活に支障をきたすことがあります。まずは「屈折異常」とは何かを理解することが大切です。

屈折異常とは

私たちの目は、カメラのように「レンズ」にあたる角膜と水晶体、そして「フィルム」にあたる網膜で構成されています。外から入ってきた光は、角膜と水晶体を通って屈折し、網膜上にピントを合わせることで、はっきりと物を見ることができます。この状態を「正視」と呼びます。しかし、何らかの理由で焦点が網膜に合わない状態になると、物がぼやけて見えるようになります。この状態を総称して「屈折異常」と呼び、主に次の3つに分類されます。

屈折異常の原因

屈折状態は、眼球の形状によって決まります。眼球がわずかに大きかったり小さかったりするだけで、近視や遠視が生じます。この差はミリ単位で、トレーニングや生活習慣では基本的に改善できません。
特に子どもの屈折異常の原因の多くは生まれつきの構造によるもので、明確な原因は不明なことも少なくありません。

急増する近視とその背景

近年、小中学生を中心に近視の割合が急増しています。2019年の慶應大学の調査では、東京都内の小学生の76.5％、中学生の94.9％が近視という結果も出ています。

仮性近視とは？

特に小学生の低学年などに見られる「仮性近視」とは、一時的にピント調節機能が過剰に働いてしまうことで、遠くが見えにくくなる状態です。眼球自体は正常な大きさでも、毛様体筋の緊張によってレンズ（水晶体）の厚みが変わり、ピントが合わなくなることが原因です。仮性近視は「本当の近視」ではないため、適切な治療と生活習慣の改善により、視力が回復する可能性があります。

仮性近視の検査と治療

仮性近視の検査と治療方法は以下の通りです。

当院のスタンス

大阪市鶴見区、イオンモール鶴見緑地3階のあしば眼科では、「まず視力を知りたい」「仮性近視かどうか確かめたい」「治療より眼鏡を希望」など、保護者やお子さまのご希望に沿った柔軟な対応を行っております。子どもの視力は、成長段階で変化しやすいため、医師と相談のうえ最適な対応を選ぶことが大切です。お気軽にご相談ください。