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視野が狭い・見えない部分があるときは
大阪市鶴見区、イオンモール鶴見緑地3階のあしば眼科では、 視野の欠損や視界の異常に関する診療を行っております。視界の一部が欠けて見えない、周辺がぼやける、黒い影がかかるなどの異常は、本人が気づかないうちに進行するケースも少なくありません。放置すれば失明につながる病気が隠れていることもあるため、早期の診断が重要です。
なぜ視野・
視界が欠けるのか？
人の視覚は、目から入った光が網膜に届き、そこから視神経を通って脳へ送られることで成り立っています。視野が欠ける場合、網膜や視神経など、この情報の通り道のどこかに異常がある可能性があります。
原因として考えられる
主な病気
緑内障
眼圧により視神経が障害され、徐々に視野が欠けていく病気です。日本人の中途失明原因の第1位で、40歳以上の20人に1人が罹患しているといわれます。片目でゆっくり進行するため気づきにくく、発見が遅れることもあります。
治療法
眼圧を下げるための点眼治療が基本です。進行度によってはレーザー治療や手術が必要になることもあります。
網膜剥離
網膜が眼球から剥がれ、視細胞が光を受け取れなくなる病気です。飛蚊症や光視症（光がちらついて見える）といった前兆があり、進行すると視野の一部が欠けて見えるようになります。
治療法
初期ならレーザーで網膜裂孔を塞ぐ処置が可能です。進行している場合は硝子体手術が行われます。
白内障
水晶体が白く濁り、視界全体がぼやけたり、かすんだりします。周辺の視野が見えにくくなることもあり、進行すると視力が大きく低下します。
治療法
進行度によっては手術で濁った水晶体を除去し、眼内レンズを挿入します。
視野欠損の
現れ方と原因疾患
急に視野が欠けた場合
突然、灰色〜黒い影が見えるようになるのは、以下の病気が疑われます。
- 網膜剥離
- 硝子体出血（糖尿病網膜症・静脈閉塞症などに伴う）
- 網膜動脈閉塞症（突然視界が真っ暗に）
- 網膜静脈閉塞症（視界の半分が見えづらくなる）
- 閃輝暗点（片頭痛の前兆）
- 脳梗塞（視覚以外に手足のしびれ、言語障害を伴うことも）
徐々に視野が欠けてきた場合
次第に見えない部分が広がっていくケースでは、以下が原因として考えられます。
- 緑内障（視野の外側から中心へ進行）
- 網膜剥離（ゆっくり進行する場合もあり）
- 網膜色素変性（夜盲を伴う進行性の疾患）
- 脳腫瘍・脳神経疾患（視神経の圧迫により視野が欠ける）
視力を守るた
めにできること
視野の異常は、気づかないうちに少しずつ進行することが多く、放置すると視力そのものを失うリスクもあります。目の健康を保つためには、日々の心がけと定期的なケアがとても重要です。
定期的な眼科検診
特に緑内障のような疾患は、自覚症状が出にくく、知らないうちに視野が狭くなっていることがあります。40歳を過ぎたら、年に2回は眼科で検査を受け、視神経や眼圧、視野の状態をチェックしておくことが推奨されます。
セルフチェックの習慣
両目で見ると見えない部分をカバーしてしまうため、片目ずつ確認してみると異常に気づきやすくなります。日常的に、壁の模様や窓の外の景色などで、違和感や視野の欠けがないか確かめる習慣を持ちましょう。
症状があればすぐに受診
「片方の目だけ視野が暗い」「見えない部分がある」「片目を隠すと違和感がある」といった症状に気づいたら、自己判断せず速やかに眼科を受診してください。特に、視野障害が急に現れた場合は、網膜剥離や脳疾患などの緊急対応が必要なケースもあります。
おかしいと感じたら、
すぐにご相談を
視野や視界の異常は、目だけでなく脳の疾患が関与している場合もあります。放置せず、気になった時点で早めに眼科で検査を受けましょう。大阪市鶴見区、イオンモール鶴見緑地3階のあしば眼科では、最新の検査機器と豊富な診療経験を活かし、視野異常の原因を正確に診断・治療いたします。
