眼瞼下垂

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眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは

大阪市 鶴見区、イオンモール鶴見緑地3階のあしば眼科では、 眼瞼下垂の診断・手術にも対応しており、機能改善を目的とした保険診療による治療を行っています。眼瞼下垂(がんけんかすい)は、まぶたが下がってくる疾患で、生まれつきのケース(先天性)と、加齢や生活習慣により生じるケース(後天性)があります。まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)や神経、皮膚のたるみによって引き起こされ、視界の妨げになるだけでなく、慢性的な肩こりや頭痛の原因になることもあります。

眼瞼下垂の症状

眼瞼下垂の主な症状は以下の通りです。

  • まぶたが下がって視界が狭くなる
  • 常に眠そうに見える
  • おでこに深いシワが寄る
  • 頭痛や肩こりが慢性化している
  • 瞼周りや額が疲れやすい

このような症状に心当たりのある方は、眼瞼下垂の可能性があります。特に、視界を確保しようと無意識に額の筋肉を使い続けることで、顔全体の疲労や不快感につながることもあります。

セルフチェック方法

自宅で簡単に行えるセルフチェックとして、以下の方法があります。

鏡の前で眉の上に物差しを固定する

眉を上げずに目を開ける

その状態をスマートフォンで正面から撮影

写真を拡大し、黒目中心からまぶたの縁までの距離を測定

この距離が3.5mm以下であれば、眼瞼下垂の可能性があります。

眼瞼下垂レベル

眼瞼下垂の症状の現れ方によって、重症度は以下のように分類されます。

重症度 状態
正常 上瞼が黒目にかからない
軽度 黒目と瞳孔の間まで瞼がかかる
中等度 瞳孔の半分以上を瞼が覆っている
強度 瞳孔の下半分まで瞼が覆い被さっている

眼瞼下垂の原因

眼瞼下垂は原因に応じて、主に次のように分類されます。

先天性眼瞼下垂

生まれつき筋肉や神経に異常があり、まぶたが十分に開かない状態。

後天性眼瞼下垂

加齢や手術(白内障・緑内障)後の影響、長期のコンタクトレンズ使用などにより筋肉や腱膜が機能低下した状態です。

偽眼瞼下垂

まぶたの皮膚のたるみや痙攣、眉毛の位置低下によって、下垂のように見える状態。ほとんどの場合、上瞼のたるみが原因とされています。

治療方法

眼瞼下垂は、手術によって治療が可能です。

筋肉の強化・修復

眼瞼挙筋やミュラー筋の短縮・固定を行い、まぶたがしっかり開くように調整します。

皮膚切開法 二重ラインに沿って切開し、余分な皮膚も同時に除去可能
結膜切開法 まぶたの裏側から切開するため、皮膚に傷跡が残りません

つりあげ術

重度の眼瞼下垂に適応される方法で、額の筋肉とまぶたを人工素材などで連結し、まぶたを持ち上げます。

眼瞼下垂手術について

当院の眼瞼下垂手術は、日帰りで受けることが可能です。お気軽にご相談ください。

  • 手術時間:約40分
  • 日帰り手術に対応
  • 保険適用(片目:約9,000円/1割負担の場合)

※美容目的以外の機能改善を目的とした手術は保険適用となります

眼瞼下垂手術の流れ

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まぶたを切開します。

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瞼板から外れたり、伸びてしまった眼瞼拳筋腱膜を瞼板に結合したり短縮します。

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切開部を縫合して手術を終了します。

手術後の注意点

  • 一時的に目が乾きやすくなることがあります
  • 左右のまぶたの開きに差が出ることがあり、必要に応じて修正手術を行います

眼瞼下垂の予防

眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる筋肉の腱膜が傷つくことで起こります。まぶたへの刺激を避けたり、目を大きく開くトレーニングを続けることで、予防につながります。

  • 強いアイメイクや刺激のあるクレンジングを避け、まぶたへの負担を減らす
  • まぶたを強くこすらない
  • 以下のようなエクササイズで、まぶた周りの筋肉を鍛える

眼瞼下垂予防エクササイズ

軽く目を閉じて3秒

強く目をつむって3秒

目の中心を絞るように閉じて5秒

ゆっくり目を開ける

上記を1セットとして3回繰り返します。

ご相談はあしば眼科まで

ご相談はあしば眼科まで

大阪市鶴見区、イオンモール鶴見緑地3階のあしば眼科では、眼瞼下垂にお悩みの方へ、丁寧な診断と安心の手術を提供しています。「まぶたが下がって見えにくい」「疲れやすくて困っている」といった症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。日帰りで受けられる保険診療の手術をご案内しております。