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網膜剥離・
眼底出血について
大阪市 鶴見区、イオンモール鶴見緑地3階のあしば眼科では、 網膜剥離や眼底出血といった重篤な眼疾患の診断・治療に対応しています。これらの病気は失明のリスクを伴うため、早期発見・早期治療が極めて重要です。
網膜剥離とは
網膜剥離とは、目の奥にある網膜が本来の位置から剥がれてしまう病気です。網膜はカメラで言うところのフィルムにあたり、光を感じて映像として脳に伝える役割を持っています。網膜が剥がれても痛みはほとんどなく、気付きにくいのが特徴です。しかし、進行すると急激な視力低下や失明の危険を伴うため、注意が必要です。
網膜剥離の
主な症状(前兆)
このような症状を感じた場合は、速やかに眼科を受診してください。
- 視界に黒い点や糸くずのようなものが増える（飛蚊症）
- 光がピカッと見える（光視症）
- 視界の一部がカーテンで覆われたように暗くなる
網膜剥離の原因と分類
裂孔原性網膜剥離
網膜に裂け目（裂孔）ができ、そこから眼内の液体が入り込み剥がれてしまう状態。
- 若年者の強度近視や外傷、アトピーによる目のこすりすぎなどで起こりやすい
- 中高年では加齢による硝子体の変化が原因となることが多い
非裂孔原性網膜剥離
裂け目がないのに剥離が起こるケースで、以下の2タイプに分かれます。
| 滲出性網膜剥離 | ぶどう膜炎や腫瘍などにより液体が漏れ出す |
|---|---|
| 牽引性網膜剥離 | 糖尿病網膜症などで網膜が引っ張られて剥がれる |
網膜剥離の治療法
網膜剥離は放置すると失明のリスクがあるため、早期手術が基本です。
レーザー治療
裂け目周辺を焼き固め、網膜剥離の進行を防ぐ方法。早期の軽度な剥離に有効です。
硝子体手術
眼球内のゼリー状の組織（硝子体）を除去し、ガスやオイルを注入して網膜を元の位置に戻す手術。中等度以上の剥離や出血がある場合に行われます。
強膜バックリング手術
目の外からシリコン製のスポンジを縫い付け、眼球を内側へ押し戻して網膜を密着させる方法。若年層や特定の網膜剥離に効果的です。
眼底出血とは
眼底出血は、眼球の奥にある「網膜」などの血管が破れて出血を起こす状態です。出血の範囲や部位によって視力に影響を及ぼし、重症化すると失明に至る可能性もあります。
眼底出血の主な症状
- 飛蚊症（黒い影が見える）
- 視界がぼやける
- 視野の一部が欠ける
- 視力低下
- 光がチカチカと見える
これらの症状は軽微なこともあり、健康診断で偶然発見されるケースも少なくありません。
眼底出血の原因
眼底出血の原因には、以下が考えられます。
糖尿病性網膜症
血糖の影響で網膜の毛細血管がもろくなり、出血が生じやすくなります。
高血圧性網膜症
血圧が高い状態が続くと、網膜の血管に強い負荷がかかり出血の原因となります。
網膜静脈閉塞症
血液の流れが滞ることで静脈にうっ血が起こり、周囲に出血が広がることがあります。
加齢黄斑変性
網膜にできた異常な血管が破れやすく、視力に影響を及ぼす出血を引き起こします。
外傷・強い衝撃
外傷やスポーツなどの強い衝撃によって、眼球内の血管が破れて出血を起こします。
ぶどう膜炎などの眼内炎症
目の内部に炎症が生じることで血管が傷つき、眼底に出血が見られることがあります。
眼底出血の治療と注意点
軽度の出血であれば自然に吸収されることもありますが、出血の範囲や原因によっては早期治療が必要です。
- 原因となる基礎疾患（糖尿病・高血圧など）の管理が第一
- 硝子体出血を伴う場合は手術が必要になることもあります
- 放置すると網膜剥離や新生血管緑内障を引き起こし、視力を著しく損なうリスクがあります
ご相談はあしば眼科まで
大阪市鶴見区、イオンモール鶴見緑地3階のあしば眼科では、網膜剥離や眼底出血の診断・治療に迅速に対応しています。些細な目の異変でも、失明につながる可能性があるため、自己判断せず早期の受診をおすすめします。
「なんとなく見えづらい」「黒い影が増えた気がする」これらの症状を感じたら、すぐにご相談ください。
